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はたひら歯科

〒537-0013
大阪市東成区大今里南2-7-16
片江小学校正門向かいの歯医者です
(TEL)06-6973-8217
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入園時に4人に一人が水を飲めない
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    昨日、担当幼稚園の検診に行ってまいりました。

     

    「今年の3歳児は虫歯が多いなぁ」

    「この子なんてボトルカリエスだね、、、原因はジュースやねぇ」

    (*ボトルカリエス:スポーツドリンクの常飲などで上顎前歯から溶けるようになくなっていく虫歯)

    などと、検診終了後に養護の先生と話をしていて、タイトルの「入園時に4人に一人がお茶も水が飲めない」話が出てきました。

     

    どうもご家庭で、

    ペットボトルジュース(スポーツドリンク含む)や紙パックジュースを食事時にも飲ませていて、

    幼稚園で用意したお茶を水分補給で飲ませようとしたら「飲めない」と頑として飲まない子がいるそうです。

     

    しかも一人二人ではなく、20人入園中5人も、「お茶、水が飲めない」、、、。

     

    その子たちだけではなく、全体の傾向として、

    園児の中には、「お茶を飲んだことがない」という子もいるようです。

    そして水分補給に園児に水筒を持ってこさせたところ、中身はお茶よりも水が増えてきているそうです。

     

    ここから先は推論になるのですが、

     

    家庭での水分補給が「ペットボトル経由」になっている家庭が一定数(それも多分、わたしが想像するよりも多く)あるのではないか?と思われます。

     

    「お茶を飲んだことがない」子供の家庭には「お茶を沸かす」習慣が無いのでしょう。

    また、「水筒の中身が水」の水は、水道水ではなくてペットボトルの水なのでは?とも思えます。

    水分補給用のジュース=スポーツドリンク(これらは全く同ジャンルです)、ペットボトル水、ペットボトルのお茶、これらのうち、お茶を選択する習慣がなければ「お茶を飲んだことがない」子供が出てきますし、水も茶も買わずにスポーツドリンク=ジュースを買うご家庭からは、甘くない「水やお茶を飲めない」子供が出てくるでしょう。
    歯科的には虫歯の原因になることはもちろんですし、
    栄養的には糖分のとりすぎ、
    食育的には「常に甘いものを飲みながら食事をする」という食生活、
    そしてこれから暑くなる時の水分補給に「水やお茶が飲めない」ことは差し迫った危険があります。
    少し考えただけで色々と問題がありすぎることが容易にみてとれます。
    今までの乳幼児健診や幼稚園保護者教室でも「水分補給は水かお茶で」と伝え続けてきましたが、
    あたかもスポーツドリンクが体にいいかのようなCM(これは本当に害悪以外の何物でもない)に加えて、
    水分補給をペットボトルに頼る家庭の出現という思いもしない風潮が出てきたんだな、、、
    と思った一日でした。
    そして考えてみると、かくいう我が家でも水道水を飲むのは私一人で、子どもたちはペットボトルの水を飲んでますね、、、
    「今そこにある危機」は、半径3m範囲内にもあったわけです。
    これを機会に「へぇそんなことが遠い世界で起こっているんだ」で済ませることなく、自分や自分の近しい人の飲料習慣をもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

     

    | 歯の話 | 11:36 | comments(0) | - | - |