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はたひら歯科

〒537-0013
大阪市東成区大今里南2-7-16
片江小学校正門向かいの歯医者です
(TEL)06-6973-8217
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象の歯
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    先月の日曜日に子供を連れて天王寺動物園に行ってきました。偶然通りかかったレクチャールームにて「園長先生のお話」というスライド講演会をやっていたので、お話を聴かせていただきました。 この日は象の「花子さん」の60歳の誕生日 とのことで、テーマは象でした。様々なスライドを見せていただいたなかで「象の歯」の話は、こりゃあ人間とはずいぶんと違うなぁと思いました。(まぁ象と人間でこりゃあ違わないなぁと思うところを探す方が難しいでしょうが。) 人間の歯は門歯、犬歯、臼歯と3種類ありますが、象は大臼歯のみ、しかも上下左右1本づつの4本しか歯がないそうです。 スライドを見せていただきましたところ、その歯はかなり巨大で、ジャイアント馬場の足の裏ほどの大きさもありそうでした。様々な植物をすり潰すための溝がついていることもあり、あたかも溝のついたゴム草履裏のような形をしていました。 上下の歯を臼のように使って硬い植物もすり潰していくのですね。 植物をすり潰すと同時に、この歯も徐々に すり減っていきます。 すり減った歯は(1回しか生え替わらない人間と違って)5回も生え替わるそうです。 人間の大臼歯の場合は乳歯の下から永久歯が下から上がってくるので、下から上に押し上げられる様子から「エレベーター交換」といいます。コレに対して象の歯は、古い歯の後ろから前に新しい歯が押し出されてくるそうです。言うなれば「ベルトコンベアー交換」でしょうか。(本当はトコロテン交換とか玉突き交換とかいうのかもしりませんが。) こうして自然界では1回、2回…5回と生え替わり、6回目の歯が摩耗して使えなくなると、餌が食べられなくなって象は死を迎えるそうです。 象にとっては「歯の終わりが命の終わり」なのです。 我々歯科医師は常々「歯は大事ですよ」「口から物を食べるということは生きていく上でとても重要なことですよ」と言っていますが、野生の動物にとっては言うまでもないこと、命と直結していることなのです 。頭では判っていましたが、改めて園長さんに「歯が無くなってしまうと、餌が食べられなくて死んでしまいます」と言われて、歯の重要性を再認識させていただきました。 なお、動物園では、歯が無くなっても食べられるような餌を与えるため、還暦を迎えた象の花子さんも 元気に餌を食べているそうです。 天王寺動物園/鳥の楽園 写真は天王寺動物園「鳥の楽園」にて、来園者の手が届きそうなところで営巣するサギです。この時には卵を温めていました 。雛がかえったら、かわいいでしょうね。このゴールデンウィークは気候も良さそうなので、見に行ってみようかな。
    | 歯の話 | 02:04 | comments(1) | - | - |
    [...] 先日、象の歯のエントリで話題にあげた天王寺動物園「鳥の楽園」をGW中に再訪してみました。 [...]
    | 鳥の楽園(天王寺動物園) | はたひら歯科 | 2010/05/07 11:05 AM |